【持続化給付金】申立書の税理士確認を無償で受けるために申請サポート会場に行ってきた
久々のブログ更新ですが、とんでもなく腹立つ事があったので書きます。
持続化給付金について。
実は今年の1月に開業届を出して個人事業主になった。
正直コロナで収入が減ったとは言えないのでグレーではあるけど、一応持続化給付金を貰える要件は満たしてるし、現在金が諭吉一枚くらいしかなく本当に困っているので、持続化給付金の申請をする事にした。
今年開業した人が持続化給付金を申し込むには「持続化給付金に係る収入等申立書」という書類が必要になる。
簡潔に説明すると税理士の署名と押印を貰わないといけない。
調べるとだいたい5万~で受け付けている税理士が多く(ココナラとかランサーズで1万強くらいの税理士もいる)
ただでさえ金がない自分にとってはキツいな~と思っていたら、日本税理士会連合会で10月の1ヶ月間限定で無償で申請を受け付けていると公式HPに書いてあった。
(10月29日までだからもう無償での受付はしてないけど、今回の無償申請も要望が多かったから復活したみたいなので、もしかしたら今後もまたやるかもしれない)
これはいいなと思い、早速申込。
「月曜か木曜に持続化給付金の申請サポート会場で受付」と書いてあったので、準備の関係で期限ギリギリの10月29日木曜に申請サポート会場の予約申込をした。
公式HPに「本人確認書類と売上台帳を持参」とあったので、
こちらを参考に手書きで売上台帳を用意し、申請サポート会場用に「申請補助シート」を印刷して記入。
さらに念のため、通帳、仕訳帳・総勘定元帳・財務比較表のデータ(本来データでは受取不可なので紙で印刷して持っていかないといけないが、コンビニでプリントする金も惜しいくらい金がないのでとりあえずデータだけ持っていって必要なら後で会場近くのコンビニで印刷するつもりだった)を全て持って会場に。
まず申請サポート会場の入口で、予約時間と名字、電話番号の下4ケタを聞かれ、検温されて奥に入った。
奥にある受付に座り、受付のお姉さんに再度名字、電話番号下4ケタを聞かれ答えた。
そして私が「税理士に無償で申請できるって聞いて来たんですけど」と言ったら、お姉さんと隣にいたスタッフが急に慌て出し、別の席に案内された後、程なくして背の高い40代くらいの男のスタッフが出てきた。
まず開口一番「ルールはご存知ですか?」とすごく上からの嫌な感じで言われて非常に不快だった。
ルールも何も知らないので「HPで今日までっていうのは見ました」とだけ伝えると
「ルールご存知だとスムーズに話が進むんですけど(笑)なにぶん今日の4時までなんで時間がないんですよ~」と物凄く焦った様子でHPに書いてあるらしいページを印刷した紙を渡された。
その紙がこちら。
受付が今日までなのは知ってたけど、そんなに急がないといけないものだとは知らなかったので驚いた。
てっきりスタッフが確認作業とかするための時間を別途設けているものかと。普通そうじゃないの?なんでどっちも今日までに設定してんだよ。その時点で意味わからないしアホかと思った。
「日毎の収入が分かるものはお持ちですか?」と聞かれたので、持ってきた手書きの売上台帳を見せたら
「通るかは分かりませんがこの書類で申請させて頂きますけど大丈夫ですか?」と言われた。
は?
何度も聞き返したが、どうやら自分たちスタッフが承認しても税理士側が承認してくれるかは分からない、という事らしい。
だったら売上台帳の書き方をOKパターンとNGパターンで具体例をHPに載せとけばいいのに。そしたら税理士側の負担も減るだろうに。
売上台帳を確認してもらうと、「開業届はお持ちですか?」と聞かれた。
開業届は用意してなかったし、なんか時間もないみたいだし、上から目線で人を見下すようなこの男の話し方が非常に気に障ってもうこいつと関わりたくないし、多分もう今日は申請できないなと思ったので「じゃあもういいです、ありがとうございます」と言って帰った。
じゃあいいです、って言った後に売上台帳コピーしに行ったスタッフに向かって「諦めてもらったんでもうコピーしなくていいよ」みたいな事も抜かしてたなそういえば。時間ないからって端から申請させる気皆無じゃねーか、死ねよマジ悪徳事業者
帰り際に「この制度自体は1月までやってるので、名前貸してくれる税理士さんの知り合いがいたらできますよ(笑)」と有難いお言葉を賜った。
そんなのいたらわざわざこんな所に来ねえだろバカかこいつ
最後にこんな煽り入れてくるあたり普段からとことん人をバカにしてるんだなと思いました。
言い方に怒気はないけど、相手に有無をも言わせない人を支配するような感じの口調だった。あれはねちっこい言い回しで周りを萎縮させるタイプ。話したのは数分だったけど本当に嫌い。死んでほしい。
そもそも、日本税理士会連合会のトップページも事前に見たけど、具体的な申請の流れとか、そんな情報どこにも書いてなかった。
ただ「持続化給付金の申請に係る申立書への税理士確認依頼(受付再開のお知らせ)」のページが出てくるだけ。いくら探してもそれしか見つからなかった。
家に帰りスタッフに渡された紙に書いてあるURLを入力し、やっとページが見つかった。
URL入力して初めてページが見つかるとかバカか?マジで
もっと分かりやすい場所にリンク貼っとけクソ無能が!!!!!!!!!!
あのクソスタッフに「ホームページにこれ書いてあるんですか?」と聞いたら「書いてます」と言われたが、検索してすぐに見つからないって事は書いてないのと同じなんだよ。
そもそもなんで開業届持ってるか聞いてきたんだあいつ、これ見る限り必要なさそうなのに。詐欺かと思われてたのか?不正受給するなら最初からこんな所来るわけねえだろ
私も自分の確認不足かと思って深くは追及しなかったけど、HP載ってませんって言えばよかったな。そこは反省。舐められてたって事だな。死ねカス あのクソ野郎ちゃんと情報アップデートしとけ
ちなみに申請サポート会場のスタッフがクソだとは思ってませんよ。受付の人とかごくごく普通の対応でした。
私があたった税理士担当のスタッフがクソだった、それだけ。あと日税連がゴミ。
本当に交通費も惜しいくらい金ないのに損したわマジで。金返せ。もう二度と行かん。死ね。
今朝の情報番組の占いで最下位だったんだけど、あれって当たるんだなと効果を実感した。
無償でできないのは悔しいけど、ココナラとかで格安でやってる税理士さんもいるのでその人に頼もうかな。
ただ対応した申請サポート会場のクソ男スタッフが許せない、憎い、死ね。それだけです。以上。口悪くてごめんなさい。
【2020年】初めての確定申告|①そもそも確定申告ってなに?
約5ヶ月ぶりのブログ更新です。
書きたいことやネタはたくさんあるんですが・・・
「ちゃんとした文章書かなきゃ」
「Google先生に好かれる内容にしなきゃ」
「構成はどうしよう」
とかいろいろ考えてたら面倒くさくなってやらなくなってしまいました。
本当にダメな奴ですね・・・
さて、今回久々に記事を書こうと思ったのは・・・
確定申告の時期だからです。
去年は給与以外にも収入があったので、私も確定申告する必要があるんです。
いくら自分がダメ人間と言っても、確定申告を忘れるほどルーズではないので・・・
お国の決まりにはちゃんと従いますよ、ええ。
今まで還付申請(所得税を余分に払ってたら戻ってくる)の経験はあるんですが、
今回はいろいろ複雑になりそうなので、とりあえず原点に立ち返り「確定申告についての初歩的なこと」を簡単にまとめてみました。
確定申告とは?
毎年1月1日~12月31日までの所得にかかる所得税を計算して、税務署に申告すること。申告期間は基本的に毎年2月16日~3月15日(土日祝を挟む場合変更あり)
郵送の場合は、3月15日付の消印があれば期限内の提出と認められます。
※2020年、コロナの影響で確定申告期限が4月16日(木)まで延長になりました。
※期間を過ぎてしまうと税金が加算されてしまう場合があります。
確定申告が必要な人、不要な人
確定申告が必要な人
- 会社以外で副業をして、20万より多く稼いでいる人(※金額が20万ぴったりまたは以下なら申告不要)
- 2ヶ所以上の会社から給与を受けている人
- 年収2000万超の人(会社勤めも含む)
- 個人事業主、フリーランス
など
確定申告が不要な人
・会社(1ヶ所のみ)に勤めている人
※会社が確定申告をしてくれるので、自分で申告する必要はありません(これを年末調整と言います)
ニート(無職)は確定申告しないといけない?
1月1日~12月31日の所得が48万以下の場合はしなくても大丈夫です。
ただし、住民税の申告は別途必要になります。
私も過去全く収入がない時は確定申告しなかったんですが、後に住民税の申告書が役所から届きました。
必要事項を記入して役所に郵送、特に問題がなければこれで終わりです。
(ただこの申告書、返信用封筒がないんですよね。それくらい入れとけよ、とは思いました・・・)
フリーターは確定申告しないといけない?
バイトを掛け持ちしていても、年収103万以下の場合は上記と同じです。
「収入」「所得」「手取り」の違いとは?
- 収入:会社から支給される金額。月収、年収のこと。
自営業者の場合は売上のことを指します。 - 所得:収入から必要経費を引いた金額。
会社員は収入 - 給与所得控除。
自営業者は売上 - 必要経費。 - 手取り:収入から社会保険料や税金を引いて、自分が使うことのできる金額。
会社員は収入 -(社会保険料 + 税金)。
自営業者は売上 -(必要経費 + 社会保険料 + 税金)。
所得控除とは?
該当する条件下で、所得の合計金額から一定の金額を差し引くこと。
主な所得控除(2020年から変更になりました!)
- 基礎控除:合計所得金額が2400万以下の場合、48万の控除が受けられます。
(以前は所得金額関係なく、全ての人に一律38万を適用) - 給与所得控除:給与の収入金額(※所得ではなく収入)に応じて適用されます。
収入が162.5万以下の場合、55万の控除が受けられます。(以前は65万)
など
所得税の計算方法
所得から所得控除を引いた額(=課税所得)に所得税率を掛けると、所得税額を求めることができます。
(例)収入500万の会社員の場合
①まず、給与所得控除の額を算出します。
収入500万なので、控除額の表(ここには載せませんがググったら出てきます)によると、
「360万超660万以下 = 収入金額×20%+44万」に当てはまります。
収入金額500万×20%+44万 = 144万
給与所得控除額は、144万となります。
②次に、課税所得を算出します。
会社員は「収入 - 給与所得控除」が所得です。
収入金額500万-給与所得控除144万 = 356万
所得金額は、356万となります。
この所得356万から、医療費控除や扶養控除、基礎控除などの該当する控除額を差し引きます。
この例では基礎控除のみ引くことにしますが、356万 - 基礎控除48万 =308万
課税所得は、308万となります。この金額に所得税がかかります。
所得税率の表(申し訳ないですがググってください)によると、
「195万超330万以下 = 課税所得×10%-97,500円」に当てはまります。
課税所得308万×10%-97,500円 = 210,500円
所得税額は、210,500円となります。
また、「復興特別所得税」というのも払う必要があります。
復興特別所得税は、所得税額×2.1% です。
所得税額210,500円×2.1% = 4,420.5円
100円未満の端数は切り捨てるので、復興特別所得税は4,400円となります。
以上を合計して、所得税額210,500円+復興特別所得税4,400円 = 214,900円
214,900円を所得税として支払うことになります。
ちなみに、先程「ニートは所得48万以下なら確定申告しなくていい」と言いましたが、この「48万」とは基礎控除のことです。
所得48万-基礎控除48万=課税所得0円 なので、所得税を払わなくていい=確定申告の必要はない、ということになります。
フリーターの場合も同じく、基礎控除48万+給与所得控除55万=103万で、103万以下だと所得税を払う必要はなくなるのです。
「所得」と「課税所得」の違いとは?
所得:会社員は収入 - 給与所得控除。自営業者は売上 - 必要経費。
課税所得:所得 - 所得控除。この金額に所得税がかかる。
※所得は「収入-経費」のことで、所得控除を引いた後の金額は所得ではありません。
例えば、収入-経費が20万の場合、この20万は「所得」と呼びます。この金額から所得控除60万を引いたら0円になりますが、これは「所得」ではありません。この0円という金額は「課税所得」と言います。
次回は、青色申告・白色申告についてまとめようと思います。
【サルでもわかる】軽減税率って何?超簡単にまとめてみた
10月から増税が始まりますね。
いやーさすがに10%はきついっす・・・100円の商品買ったらついでにうまい棒1本買えるじゃん・・・
貧乏にとってはめちゃくちゃきついんですが、その増税と一緒に適用されるのが軽減税率。
正直軽減税率についてあまり詳しく知らなかったので、調べて簡単にまとめてみました。
軽減税率が適用されるもの
酒類以外の飲食料品
酒類以外の飲食料品なら、基本全て軽減税率が適用されます。
酒類とは、度数1%以上アルコールが入っているものになります。
そのため、普通のビールや日本酒などのお酒は税率10%ですが、ノンアルコールビールなどは税率8%のままとなります。
みりん・料理酒は10%です。ただしみりん風調味料はアルコール度数が1%未満のため軽減税率が適用されて8%になります。
ブランデーなど酒入りのお菓子は酒類ではなく菓子に分類されるので8%のままです。
飲食料品の軽減税率まとめ
- 8%(アルコール度数1%未満)
- ノンアルコールビール
- みりん風調味料
- 酒入りのお菓子(ブランデー入り等)
- 10%(アルコール度数1%以上)
- 酒(ビール、ワイン、焼酎など)
- 料理酒
- みりん
新聞
定期購読かつ週2回以上発行の新聞だと、軽減税率が適用されます。
ただし以下の条件が一つでも当てはまると適用はされません。
- 週1回しか発行しない
- 売店やコンビニなどで購入
- 電子版
軽減税率が適用されないもの
外食
飲食店やイートインスペースなどで外食する場合は10%になります。フードコートや社食、学食も10%です。
ただし、テイクアウトや弁当だと軽減税率が適用され8%になります。
以下、外食とテイクアウトの違いについてまとめました。
- 外食:飲食料品を購入した店内(=食事をするために用意された場所)で飲食すること
- テイクアウト:飲食料品を購入した店内以外の場所(家や公園のベンチ等)で飲食すること
たとえば、コンビニで弁当を買ってイートインスペースで食事すると消費税は10%になりますが、持ち帰りだと8%になります。
持ち帰りだと言って会計した後に「やっぱりイートインスペースで食べる!」という場合は8%のままで大丈夫みたいです。残り2%分の消費税を後から請求されるという事はありません。
飲食料品以外の必要経費
- 光熱費(電気、ガス、水道)
- 携帯代
- 通信費
- 日用品・消耗品
- 洋服代
- 通販の送料
これらは全て10%で、軽減税率は適用されません。
通販は飲食料品のみ軽減税率が適用されます。
飲食料品(送料込)なら8%、飲食料品(送料別)だと飲食料品は8%ですが送料は10%となります。
ちなみに調べて知ったんですが、家賃はもともと非課税との事で、税率が上がろうが下がろうが何の影響もありません。(ただし居住1ヶ月未満なら課税対象)
ポイント還元制度とは
ポイント還元制度とは、対象店舗でキャッシュレス決済すると、ポイントが5%(コンビニなど大手のフランチャイズチェーン店は2%)還元されるという制度です。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングの一部店舗も5%還元の対象になります。
たとえば、対象店舗のスーパーで弁当をキャッシュレス決済すると、実質消費税3%で購入できるという事です。
(軽減税率8% - ポイント還元5% = 実質消費税3%)
キャッシュレス決済は、クレジットカード・デビットカード・電子マネー・QRコードなどで可能です。
対象店舗は、飲食業だけではなく、家具や衣料品、書籍などの販売店も含まれ、
美容院や宿泊施設などのサービス店も実質消費税5%(または8%)で受ける事ができます。
対象店舗はこちら(公式の検索ページ)から検索すると出てきます。
ただし、この制度は2019年10月~2020年6月までの期限付きです。それ以降は飲食料品以外全て消費税10%になります。
期間限定じゃなくてずっとやってくれればいいのに・・・
まとめ
超ざっくり言うと、
「食料品(酒以外)は軽減税率適用するけど、それ以外は適用しません!」
って事です。
なんで光熱費や携帯代みたいな日常に必要不可欠なものが対象外なのか全く理解できない。クソだろ。新聞は軽減税率適用するのにね。
せめて日用品とか消耗品は対象でもいいじゃん・・・
うだうだ言ってもすぐに制度が変わる訳もないので、とりあえずなくなりそうな日用品や消耗品は今月中に買っておいた方がいいでしょう。
ただポイント還元制度に加盟してる店舗だと実質消費税5%になるので、10月以降に購入する方がお得になる場合もあります。商品の価格と要相談って感じですね・・・
(税率10%の店舗で商品が100円(税込110円)だとすると、商品が104円(税込109円)以下で税率5%の店舗の方がお得になる)